他分野で研究されるユーグレナの応用技術

ユーグレナ情報局

他分野で研究されるユーグレナの応用技術

私たちが目にするユーグレナ関連の商品は、そのほとんどがいわゆる健康食品です。
たしかにユーグレナ、ことミドリムシは人間に必要な栄養素が豊富に含まれた食品であると言えます。
理論上の話ではありますが、ユーグレナのみで人間は生命活動を行うことも可能と言われており、宇宙食への応用も研究されているくらいです。
しかし、ユーグレナの真価は食品としてのみではありません。
ユーグレナは食品としてだけではなく、さまざまな分野への応用技術が研究されています。

たとえばバイオ燃料としての研究です。
飛行機の燃料は軽質な燃料であることが条件となります。
そのため現在飛行機燃料として使用されているのは、主にケロシン、つまり灯油なのです。
しかし、灯油は限りある「化石燃料」です。
無尽蔵に存在しているわけではなく、人間が使用し続ければ次第に枯渇して行きまいます。
加えてもともと地中に眠っていた資源ですので、それを燃やして二酸化炭素を排出すれば、地球上の二酸化炭素は確実に増加するのです。

そこで現在注目されているのがバイオ燃料であり、ユーグレナもその重要な研究対象の一つとなっています。
ユーグレナから抽出、精製されるオイルは非常に軽量であり、他のバイオ燃料と比較してもジェット機の燃料に適したものなのです。
光合成によって二酸化炭素を吸収し酸素を放出するユーグレナを原料にすれば、結果として地球上の二酸化炭素の増加も防ぐことができるのです。

さらにユーグレナはサトウキビ、トウモロコシと比較すると食料としての普及率が圧倒的に低いですよね。
サトウキビやトウモロコシを原料にしたバイオ燃料が普及してしまうと、原料の食品としての価格に影響し、世界経済に大打撃を与える可能性すらあります。
より多くの農地が必要になるので、不動産業界にも影響が出てくるでしょう。
もちろん燃料そのものも高価格になります。
しかしユーグレナが食品業界から消えたところで、そこまでの影響はありませんよね。
世界中の淡水に生息するユーグレナですので、培養も農地である必要がありません。
不動産業界への影響も最小限に抑えられます。

他にもユーグレナの研究はさまざまな分野で行われており、今後私たちの生活はユーグレナによって一変する可能性すらあります。
そういった応用技術こそが、ユーグレナの真価といえるのです。